大切なのは広さだけじゃない!?収納を確かめる
マンション購入を考える際、広さや間取りなどに目がいきがちですが、収納スペースを確かめることも大切です。今回は収納のチェックポイントについてご紹介します。
気にしたことがありますか?“収納率”
家族の人数やライフスタイルに合わせて、住まいの大体の広さは決まりますよね。ですが、収納に関しては、「これくらいあれば充分かな」などと、感覚だけで判断する方が多いのではないでしょうか。
感覚ではなく、実際にどれくらいの広さがあるのか、客観的に判断するための目安として、“収納率”というものがあります。これは、住宅の床面積に対して、収納部分がどれくらいの割合なのかを示す数値。収納部分は、一般的に180cm以上の高さのあるスペースが計算の対象になります。
マンションの場合、この収納率が8%以上あるのが望ましい、とされています。感覚で判断してあとで困ったことにならないように、しっかり確認しておきましょう。

大切なのは広さだけじゃない!?収納を確かめる
ここでは、あると嬉しいマンション収納の種類について、一つずつご紹介します。チェックするときの参考にしましょう。
ウォークインクローゼット
人が歩いて入っていける小部屋のような収納スペースのことで、今や洋室収納の定番といってもいいでしょう。収納スペースを確保できるほか、クローゼットを奥に隠せるため、部屋の中の家具を少なくできるといったメリットがあります。

納戸
4畳半など、小部屋と呼んでもいいくらいの広さを持ちながら、採光基準や換気、天井高などが建築基準法で定める部屋の基準に達していないスペースのことです。物置などに使うと便利です。広告では、「3LDK+N」などのように「N」と表記されることもあります。

システム収納
収納するもののサイズに合わせて、棚板や仕切りなどを組み合わせることのできるクローゼットです。各部屋に一つあると理想的です。
シューズインクローク
靴を履いたまま入れる玄関近くの広い収納スペースのこと。たくさんの靴を収納できるのはもちろん、ゴルフ用品やサッカーボールなどのスポーツ用具やベビーカーなどもしまえるものもあります。アウトドアをする人にはあると便利な収納スペースです。

ここまでは、主に“広い収納”に焦点をあててご紹介してきましたが、収納は広ければいいというものでもありません。やはり重要になるのは使いやすさ。
その使いやすさを判断する上で大切になってくるのが、まず扉の開閉。重すぎたり、引き戸が開きにくかったりしないか。また、クローゼットなら、部屋のドアとぶつかったりしないか、などを見ましょう。
それから、動線のこともチェックしなくてはなりません。キッチンなどでは、スムーズに作業できるようにカウンター下の収納スペースなどが便利な場所に配置しているか。調理用具を出すのにわざわざ奥に行かなくてはならない、といった位置に収納スペースがあると不便ですよね。掃除用具なども、ぱっと取り出せる場所にしまえるようになっているか、確認しましょう。

このように、生活の中でよく使うものをそれぞれ使う場所の近くに収納するのを分散収納と呼びます。納戸やウォークインクローゼットなどの広いスペースにものを集中的にしまう集中収納に対して、使ったり取り出したり、ということを頻繁に行う場合に有効な収納の仕方です。
収納をチェックするときには、あまり使わないものをたくさんしまえる集中収納と、よく使うものをすぐ取り出せる分散収納の両方を確認するようにしましょう。
今回の話はこれでおしまいです。収納は広ければいいというものではなく、実際に使うシーンをイメージして、大きさ、形状、使いやすさを確かめるのが大切です。マンション選びのときには、よく確認しましょう。




